こんにちは!獣医師の藤井です(*^^*)
今回はチェリーアイの治療をご紹介します
チェリーアイは涙をだす腺(瞬膜腺:通常は鼻側の下瞼の内側に位置しています)が、外側に出てきてしまう主に若い子にみられる疾患です
チェリーアイの原因ははっきりとわかっていませんが、瞬膜腺を繋ぐ靭帯の緩みによっておこるとされていて、放置していると涙の量が減ってドライアイになったり眼の違和感に繋がったりすることがあるため、手術で瞬膜腺を元の位置に戻す治療が推奨されます
チェリーアイの手術は比較的再発率のある治療で、なかには複数回手術が必要になる場合があります
患者様 MIX 6ヶ月 男の子
もともとチェリーアイがあり、4ヶ月齢時に他院にて手術を実施されましたが、再発されたとのことで紹介来院されました
今回はチェリーアイの手術と去勢手術を同時に行わせてい頂きました
治療の経過のお写真になります↓
手術直前
手術直後
手術直後は手術箇所が少し腫れてます
直後は多少の違和感で目が開きにくなることもありますが
今回そのような症状は見られませんでした
術後1ヶ月
手術箇所の腫れは引いて、現時点では再発等みられず
元気に過ごしてくれているとのことです(*^^*)