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眼科BLOG

まぶたの出来物の治療①

こんにちは!

獣医師の藤井です。

今回はまぶたの出来物の治療を紹介しようと思います。

 

 

ゴールデン・レトリーバー 10歳 女の子

数年前から右眼の下まぶたに出来物があり、徐々に大きくなってきていました。

出来物の刺激で目が充血したり、目やにが増えたり、掻いてしまって出血することもあったため、今回出来物を取る手術をさせていただきました。

 

まぶたの出来物を取るときは出来物を皮膚から削ぎ取るだけでは再発してしまいます。

なので、出来物とその下のまぶたごと三角形に切って、断面をぴったり合わせて縫うことが必要です。

 

手術前のお写真です↓

手術直後のお写真です↓

手術して2週間後に抜糸をしました。

手術して3週間目のお写真です↓

 

経過も順調で手術後も目を気にすることなく

元気に過ごしてくれています。

傷跡もほとんど目立たず自然な状態に仕上がり、飼主様が喜んでくださりとても嬉しく思いました(^^)