こんにちは!獣医師の藤井です(*^^*)
今回は白内障の治療を紹介しようと思います。
ミニチュア・ピンシャー 11歳 女の子
両眼に白内障が見られるとのことで他院より紹介来院されました。
来院された際、両眼とも白内障はかなり進行している段階でほとんど物が見えないため、怖がってなかなか歩けない状態でした。
白内障手術が出来る眼かしっかり判断する必要があるため、半日お預かりの検査をし、手術適応と判断した上で左眼の白内障の手術をさせて頂くことになりました。
手術直後のお写真です↓
手術前の水晶体は右眼と同じくらいの白さでした。
手術直後は多少の眼のしょぼつきはありましたが、人が通るとしっかり眼で追ってくれていました。
手術1日後のお写真です↓
1日後には眼はしっかりと開くようになりました。
手術後しばらくは合併症に注意する必要があるため、手術していない方の眼も合わせて定期健診に通って頂いています。
今までは怖がって動けなかったのが、お散歩では積極的に歩いてくれて、表情も明るくなったとのことです(*^^*)