早期発見と早期治療
心臓は血液のポンプとも呼ばれ、とても大切なものですがたったひとつしかありません。治療が遅れれば遅れるほど、症状は悪化し、治療は難しくなります。
また、心臓の病気は「年をとってからなる病気」と思われていますが、ペットには若くして心臓に病気があることも多く、様々なサインを出して治療の助けを求めている場合があります。
当院では早くそのサインを見つけ、早く治療する手助けをさせていただきたいと思います。
近年の動物医療の進歩により、心臓の病気は手術によって完治させることもできるようになってきましたが、費用的な負担が非常に大きいのも現実です。
私は、レントゲン検査や心電図検査、超音波検査などの心機能検査により、心臓の状態を詳しく調べることで、「この子の心臓にしてあげられることは何か?」を一緒に考え、ご家族の希望もお聞きしながら、ご負担が少なくなるように工夫し、最善を尽くすことをお約束します。
心臓の病気には早期発見早期治療がとても大切ですが、そのためにはご自宅での注意深い観察により、そのサインを見つけていただくことが大切です。
咳が多い、散歩を嫌がる、息切れしやすい、寝ているときの呼吸が速いなどの症状には注意が必要です。定期的な身体検査で見つかることもありますが、異常かなと思われたらお気軽にご相談ください。
心臓の病気には、戦わなければならない場合も、共存しなければならない場合もあります。私と一緒に、健康で長生きできるような戦略を立てましょう!